雷電のトレーニングルーム

トレーニー雷電が時々のハマりについて書く。

カードキャプターさくら展を調査せよ!(後編)

 今のブログは楽でいい。古の時代だとソースコードがどうだのなんだので、文字の色を変えることすら億劫だった。そういった操作が簡単に行えるようになったのだが、フォントの色を変えたり、フォントサイズを変えて笑処を示唆するのは何かが違うと思うので、このブログでは極力使用しないようにしたい。前回のブログでは訂正線をしようした。

 

 前回の続き。カードキャプターさくら展のお話。原画の次のスペースは、確かメモリーのカードのスペースだったと思う。過去に出版された単行本やなかよし、その他当時の付録などが展示されていた。その中に、クリアトートバッグが厳重にショーケースに入れられていたのだが、それはメ○カリで三百円ぐらいで売られていた気がする。世の中には希少性がわからない人もいるもんだと感じた。他にもSNSとの連動企画も行っており、自分のお気に入りのカードキャプターさくらの名シーンをLINEに投稿すると、公式に採用されるかもしれないという企画だ。筆者はアニメ派だし、ペラペラと単行本をめくるのが恥ずかしかったので、流して次のスペースへ向かおうとした。しかし、さくらちゃんの等身大パネルと一緒に写真を撮れるというコーナーがあり、コンパクトファミリーの筆者は恥を忍んで、スタッフの方に写真を撮ってもらった。見事に引きつった顔の悲しい成人男性と笑顔で写るさくらちゃんの姿があった。私は少し泣いた。

 目玉目玉と同じ言葉を使って恐縮ではあるが、なにせ目玉展示が多いので仕方がない。超ビッグサイズケロちゃんの展示だ。実際に見るとわかるが、「マジででけぇ」以外の感情がわかないほどにでかいケロちゃんがどっしりとスペースに鎮座している。このケロちゃんとも一緒に写真が撮れるのだが、流石に先程の一枚で羞恥心は限界に達しており、今回は遠慮した。後ほど知ったことなのだが、平日のある時間内に行けば、さくらちゃんのバトルコスチュームや友枝小学校のパーカー、夢の杖を小道具として使用した写真を撮らせてもらえるらしい。複数人で行ける女性の方などにおすすめしたい。一人で行く男性はこの上ない悲しみを背負うことになるので、おすすめしない。

 展示も大詰め、カードの展示コーナー。クロウカード、さくらカード、クリアカードのレプリカがずらりと並んでいる。個人的にはCLAMP先生の原画の次にテンションが上った。出口付近に配置される大きなクリアカードは、裏から見ると通常のクリアカードの裏面だが、逆側から見ると……。続きはキミの目で確かめろ!(Vジャンプ攻略本) と、すべての展示を見ると、クリアカードを模した透明な栞がもらえる。もらえると知らなかったので、とても嬉しかった。

 展に入場すると、さくら展ショップに入場する権利が与えられる。もちろんグッズも欲しかった私は、ショップに向かったのだが、なんと待ち時間一時間。尿意を催しながらも、どうしても携帯ケースとブランケットがほしかったので、鬼の形相で並んだ。無事グッズをゲットし、スペースから出ると、さくら展コラボカフェもやっていたのだが、これ以上並びたくないという思いから、会場を後にした。

 展示の感想はおいておくとして、私が思ったことは、とにかく女性の来場者が多かった。原作がそもそも少女向けなので当然なのかもしれないが、私の偏見では「さくらたんハアハア」みたいな方(オブラート)がたくさん来ているのかと思っていた。そんなことはなく、下手をすると筆者が一番小汚い格好をしているのではないかと疑うレベルだった。男性の方は大体カップル客で(吼えたてよ我が憤怒)、外国の方も多く見かけた。様々な方に愛されているのかと思い、一人の作品ファンとして少し嬉しかった。

 これにてさくら展のレポートを終わる。たしか12月の初めから、展示内容が後期に入れ替わるらしいので、今から行かれる方は注意してほしい。私はもちろん後期も行く。一人で。